2016年6月21日火曜日

水漏れ箇所の特定

先にご紹介した水槽システム全体図をご覧ください。
この図は実際においてある位置関係になる様に描きましたが
左下に位置するATX電源(床に直置き)下部から水が滴っているのを発見
慌てていたので写真は撮っていないが電源内部に入ったら大変だと思い、まずは雑巾で床を拭き、電源をどかしその奥に置いてあるクーラーに目をやると吸排水口周りに水が溜まっている、
これだと思い二枚目の乾いた雑巾でその溜まった水をきれい拭き取りしばし観察していると
ホース側部から水滴が徐々に大きくなっては垂れてなくなる箇所がみられました。
ここだと思いフィルターの電源を落とし水流を止め、ホース内部に溜まった水をすべて出してクーラーからホースを外して水漏れ部分を見ると縦に亀裂が入っているではないですか
おそらく経年劣化でホースの柔軟性がなくなり、私が動かした事により亀裂が増し水漏れに繋がったと判断しました。
亀裂が入った部分はクーラーに接続する根元の部分で何年も捻りがかった状態でムリが祟ったのでしょう。
それ以外は問題なさそうだったので亀裂の入った部分を切り落とす形でカットし少々短くはなったがクーラーに接続し直しフィルターを再稼働させました。

ホースからの漏れは完全になくなったので、直ったと思い、すべての機材をもとの位置に戻そうとしていた時、指に冷たい感触


えっ!
またクーラーの排水口あたりが濡れている。



しかし今度はホースからの漏れではない。

また雑巾ですべての水気をふき取り観察していると

給排水用のホースニップル付け根から水が湧いてくる。

これはホースニップル自体に亀裂が入っている。
もしかしたらクーラー内部が水浸しになっているかもしれない。
ということでクーラーバラしだな。
ホースや電源、ホースニップルを筐体に止めているナットを外して


本体のネジ4本外すと


いきなりですが、こんな感じ

幸いにも内部への水の混入はありませんでした。
理由はホースニップルを筐体に止めているナットの下にあるゴムパッキンでこれが筐体の内側から当たる状態になり、ナットを締める事により隙間が埋まり上からの水の侵入を防ぐ構造になっております。(よくできてる!)なので内部が濡れていないということは水漏れはここより上だということになります。

で、漏れている箇所を確実に知りたいためこの冷却ユニットごと水の中に入れ、ホースをつなぎ空気を送り込んで気泡が出るところを
とも考えましたが、それは最終手段ということでとりあえずこの冷却ユニットに水を浸して水滴が出ないかと思い水道水をホースニップルぎりぎりまで入れてみることにしました。



しかしこの冷却ユニットと基板をつなぐ配線どうにかなんないの!
冷却ファンはコネクターが付いてるのにペルチェ素子と温度センサーは直半田付け
原価抑えんなよ メンテナンス性わるいやないか。

てなわけでカット

はいこれで自由になった。

水を入れてしばらくすると矢印部分から水が溢れてきました。
約1分後
さて、水漏れの場所は特定できたがこれをどうやって埋めようか。
ホースニップル内を見ることができないので近くにあった耳かきを突っ込んでみると水漏れ部分かに5ミリほど下に段差がありナットが閉まるネジ山部分と上部は外れるのではないか?
ここが外れれば中にシール材を埋めることで水漏れの隙間は埋まる。
しかし手で引っ張ったり回してみたりしたがびくともしない。
これ以上やって割れたら最悪なのであきらめることに
で仕方ないので上から埋めた。
シール材の特性上本来内側に施したいのだが、これだと内側からの圧力に負けていずれまた水漏れしそうでもあったが

こんな感じにバスコークをぬった

そして、カットしたペルチェ素子とセンサーへの配線も

きれいにそろえて


これで

こうして


こうした

一通り組み直しバスコークが乾くまで1日放置
結果は次回

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